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701回目のひとりごと
映画「八甲田山」
先日レンタルビデオ屋に行くと、昔高校時代に見た懐かしい映画があり懐かしくなりDVDを借りました。「八甲田山」です。ロードショーで見たときは立ち見で見たほどヒットしていたことを覚えています。内容は、明治34年ロシアとの極寒の地での戦争を想定して冬の八甲田山へ雪中行軍(雪山を走破する軍隊トレーニング)をおこなうというものです。2つの隊が青森と弘前から八甲田に向かうのですが、かたや自然の驚異を認識し、山岳ガイドをつけ、慎重に準備し、かたや自然をなめてかかり、隊の見栄を抱えて出発し、前者は一人の被害者も出さず走破し、後者は全滅するという、実際にあったドキュメンタリーなのです。ここで考えさせられるのは、雪山と海との違いはあれ、自然を相手にする以上、慎重に安全を考え、行動することの大切さを思い知らされます。私は全員帰還した弘前31連隊の高倉健演ずる徳島大尉のようなリーダーになりたいと27年ぶりに見た映画を見て思いました。興味を持った方はぜひ見てください。27年前にこれだけすごい邦画があるんですよ!!
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