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950回目のひとりごと
ダイビング中エアーの消費が多いのは・・・C
948回目のひとりごとの続きです
前回まで、適正ウエイトでの潜降が最初難しいと書きましたが、それでは適正ウエイトでスムーズに潜降をするためにはどうしたらよいかですが、人間は肺という浮き袋を持っています。これをいかにコントロールするかが潜降や中性浮力に大きな意味を持っているのです。ある程度ちゃんと講習を受けた人なら、潜降時にBCDの空気を抜き、息を吐いて潜降すると習ったと思いますが、潜降がなかなかできない人にインストラクターは「もっといっぱい息を吐いて」と言うかもしれません。でも本当に「もうこれ以上吐けません」と思ったことありませんか? そうなんです。息を吐いて肺の浮力を0にしようと思っても呼吸が乱れていたら絶対にできないんです。また、すべて息を吐いているつもりでも吐けていないんです。ですから息をすべて吐くためには呼吸を整えることから始めなくてはいけないんです。呼吸を整えるためには水面でリラックスする必要がある。リラックスするためには器材や他のストレスがないことが必要、というように一概に息を吐けといっても、ちゃんと息が吐ける状況に自分自身の環境を持っていくことができるかどうかが問題なのです。すべてをここで説明することは難しいので、これを読んで「よし、自分も中性浮力の達人になろう」と思った人は、ぜひアミューズのPPB SPを受けてください。アミューズではウエットスーツの時期しかPPB SPを開催していませんので9月がチャンスです。また、器材のストレスをなくすためにはすべて自分の器材を持つことも大切です。始めたときからレンタルのスキーを使って華麗に滑っているスキーヤーを見たことないでしょう。それと同じです。
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