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859回目のひとりごと
幸せの黄色いハンカチ
昨日テレビで山田洋二監督、高倉健主演の映画「幸せの黄色いハンカチ」をやっていました。この映画は28年も前の作品で、私が健さんのファンになるきっかけとなった映画なんですが、その頃私はまだ17歳、DVDもレンタルビデオもない時代だけど、ロードショーや学園際、名画座など劇場に足を運んで、少ないお小遣いをはたいて10回以上は見ていると思います。ストーリーは高倉健と倍賞千恵子の夫婦の愛の物語なんだけど、まあ泣けます。男と女が愛し合い、互いに相手の人生を思いやるという純な愛なんですが、みんなすごい役者だなーと思ってしまいます。昨日テレビで見ていても、クライマックスに差し掛かると、まだ泣きのシーンじゃないのにラストシーンを知っているだけに自然と涙が出てきちゃうんですよ。脇を固めるのが若かりし日の武田鉄也と桃井かおりなんですが、これがナイスキャストなんだよね。軽薄な若者の愛と夫婦の絆を対比させるような山田洋二監督の手法は見事としか言いようのない名作だと思います。見逃した人は是非DVDを借りてみてください。素直に感動できます。
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