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806回目のひとりごと
プーケットからのメール
昨日、プーケットで活動している仲の良いインストラクターからメールが来ました(内容はYY-BOADに載せてあります) 去年のスマトラ沖地震による津波で大きな被害を受け、連日被災地の映像が日本にも流されました。被害にあわれた方のご家族、関係者の方々にはお見舞いを申し上げます。
今日のひとりごとのテーマは、そこにも生きてがんばっている人もいるということです。我々だって、どこにいたって、どんな災害に巻き込まれるかわかりません。特に我々の職業は遊びのサービス業ですから、そんなときに現場で一生懸命仕事をすると不謹慎とまで言われかねないんですよね。だからといって被害にあった方の横で遊ぼうということではないんです。被害を受けた場所の被害状況というのは連日のように報道されますが、メールにもあったように、復興していく模様というのはあまり報道されないんですね。報道と現地の温度差があまりにも大きいように感じます。我々も過去に日本海重油流出事故という忌まわしい事故を経験しました。そのときも重油まみれでもう日本海はだめなんじゃないかという報道ばかりで、きれいになっていく過程はあまり報道されませんでした。「きれいに見えてもこんなところにも重油が残っている」とか「砂を掘れば出てくる」といった報道ばかりでした。
NHKのプロジェクトXで最終的にきれいになった日本海を放送してくれたのがせめてもの救いだったように思います。私は今でもプロジェクトX「よみがえれ日本海」のDVDを見ると自分達が重油除去作業をしていたときを思い出し、涙が出てしまいます。
マスコミ関係の方がもし見ていらっしゃったら現場の本当の声、そういった前向きの希望に満ちた報道も是非してください。よろしくお願いします。
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