直線上に配置
788回目のひとりごと
ダイナマイト漁
フィリピンなどでは昔から、魚のいそうな所にダイナマイトを投げて、気絶して浮いてきた魚を取る方法がおこなわれてきました。これをすると、一時的に魚は多く取れるのですが、魚の住処であるサンゴが全滅してしまうので、結果的に不漁になってしまうという悪循環になるばかりでなく、一度死んだサンゴは再生しませんから、環境破壊にもつながります。私自身も昔フィリピンで潜っていて水中でダイナマイトの音を聞いたことがあります。もちろん今は違法ですから誰もいないところでこっそりとやるから、ダイバーに危険はないんですけどね。昨日テレビの「宇宙船地球号」で、インドネシアのメナドでも同じような状況になっていて、島民がアメリカの海洋学者の知恵を借りて、セラミックの造形物をサンゴ礁のように敷き詰めてそこにサンゴが育つように移植をしている姿をやっていました。どんなことでも、人間のエゴで一時的に良いからといって結果的に地球号をどんどん壊していっています。地球号は今ならまだ修復可能です。皆で直していきましょう。
前回のひとりごと 次回のひとりごと

現在の訪問者数
直線上に配置