もりとものひとりごとコラムページ

713回目のひとりごと

透明度の不思議

今年は特に台風が多く、当然のことながら台風の影響を受けて海が時化れば透明度が悪くなります。ところが最近大荒れした翌日透明度が良くなる現象が続いています。毎日静かな日が続きすぎると水がよどんできます。そうなると透明度も徐々に悪くなるわけですが、海が荒れると水が入れ替わります。もともと今の日本海の水は澄んでいるので、深海の冷たい水じゃなくても透明度が上がります。ですから水温もさほど下がりません。かき回されて舞い上がった浮遊物はうねりがなくなって数時間もたてばまた水底に沈んでいきます。その辺が最近の透明度の良さにつながっているのではないかと思います。また台風は日本海に南からいろいろなお客様を連れてきてくれます。さあこれから日本海第2ステージの始まりといった感じです。