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602回目のひとりごと
オープンウオーターコースのコース料
講習料とかサービス料とかカウンセリング料とか、いわゆる物品販売ではないソフトの値段というのはさまざまですよね。例えば、PADI※1のCカード※2を取得する為の講習料と言うのも店ごとに違うと思います。ただ、PADIのOWのCカードがもらえると表示しているとしても内容は全然違うんです。学科は自習方式が確立して、時間を短くする方向に向かっているので、一番差が出るのはプールでしょう。ショップによって借りているプールで1回で終了させるところもあれば、海の浅いところでおこなうショップもあるでしょう。プールを他に借りていればなかなか自由になりません。アミューズも過去は福井までプールを借りに行っていたのでどうしても1回で修了させるために、6時間も7時間もプールに入っていたこともあります。海でやる場合、水温が高い時期は良いのですが、真夏以外は寒くて集中力が持ちません。そこでアミューズはどうしても自社プールを作りたいという信念で4年前野々市に移転し、店内にプールを作りました。
前置きが長かったのですが、コース料を決めるとき、必要経費をきちんと計算し算出している店、どこの地域でもそんなショップがマーケットマネージャーになっているでしょう。もうひとつの講習料の決め方は、経費云々ではなく、マーケットマネージャーになっているショップが出している値段に対し、そこより安くせねばと言って決める方法。そういった決め方をしている店は、当然かかる経費を他から捻出しようとする(強引な販売など)か、当然やらなくてはいけない講習の一部を省いて経費を節約するかしないといけません。どこのお店で講習を受けても、ニコニコと感じがよければ何が省かれているかはわかりませんよね。ですから失敗しない為には、OWコースで何を提供されるのか講習を受ける側がちゃんと知っておく必要があります。(例えばプールの講習内容はここを参照:PADI提供HP)この中でやっていないものがあれば
アミューズからのお知らせでも書きましたが、アミューズは今年インストラクター10人体制(常勤5名、非常勤5名と1店舗のインストラクター数としては全国的に見てもトップクラスでしょう)で今年のシーズンを迎えます。これにより、今までより多くのお客様にきちんとした対応ができる体制ができましたので、コース料1万円引き、コース中レンタル料無料のキャンペーンをおこなうことになりました(6月末までにお申し込みの方) アミューズは地域のマーケットマネージャーを目指していますので、うちのキャンペーンを見て他がもっと安くしてくるとすれば、体制ができていない裏づけのない2番目の価格の決め方でしょう。全国にアミューズと同じような考えのショップはたくさんあると思います。選ぶのはお客様です。正直ショップが馬鹿を見るようなダイビング業界になったら、最終的に消費者が一番困ります。私はこれからもダイビング業界がそうならないように、地方都市から警鐘を鳴らしていきたいと思います。たとえて言うならば、結婚相手を決めるのもダイビングスクールを決めるのも中身が大事ということです。
※1:PADI(パディと読む)とはアメリカに本部があり世界最大で、日本でも最大のダイビング指導団体です。10年前には日本に40団体以上あったといわれるダイビング指導団体ですが、今では半分以下に淘汰されてしまいました。ダイビングを始めるならPADIというのは業界の常識になりつつあります。ダイビングのインストラクターといっても、PADIのインストラクターでなければ世界中で仕事が見つからないというのも事実です。
※2:Cカードとは指導団体が決めたダイビングの講習カリキュラムを修了した証として発行されるカードです。いわゆる俗に言うダイビングライセンスといわれるものだが、厳密に言うとライセンスではなく認定証です。CカードのCは認定(certification)の頭文字をとったものなので、Aカード、Bカードなどが存在するわけではありません
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