紀伊半島南端に位置する串本は、日本の海中生物の分布上、特異な場所と言えます。理由として、黒潮が串本へ直接流れ込むことで、熱帯性生物からの補給を安定して受けられることです。もう一つは串本沿岸にはサンゴ群が広がりこれらのサンゴに生息する生態系が串本の海を豊かにしている要因となっていると考えられています。
■串本地図■

串本の最大の魅力「本土北限最大サンゴ群」串本沿岸にはいくつものサンゴの群生を見る事が出来ます。沖縄の海を思わせる串本の海は車で行けるサンゴの楽園と言えるでしょう。サンゴの成育が盛んな水中環境は亜熱帯生物の絶好の棲みかとなり、日本初記録種、図鑑未掲載種といった生き物がでる海となっている。車で北陸から約7時間。時間だけ見れば遠く感じるが、週末でいける串本のサンゴ群を見れば近いくらいと言えるだろう。是非このサンゴ群を皆さんに見てもらいたいと思います。
■串本ダイビングポイントマップ■

串本イメージフォトギャラリー■(上記バナークリック)
過去に串本で撮影した写真です。

串本までのアクセス北陸道→名神→阪和道→串本美川ICより賤ヶ岳SA(約2時間)賤ヶ岳SAより岸和田SAまで(約2時間)岸和田SAより串本(約2.5時間)

サービスエリアちょっとネタ!

賤ヶ岳SA:焼さば寿司一度食べてみて!

岸和田SA:何と言っても「たこやき」でしょう!

大津SA:九州ラーメン(終わるの早いけど上手い)

南紀のお土産リスト

南高梅:梅干・梅酒・梅昆布茶(お土産一番でしょう)

湯浅醤油:(グルメ派にはもちろんこのお醤油)

イカの一夜干し:たくっこお奨めその場で焼いてくれる
          サービス有。

ドレッシング・ポン酢:梅・柚子のあっさり系

写真提供:赤鯱ダイビングサービス

串本では、サンゴのパワーのイメージが強いけれども、人気アイドルたちもすごいです。ボートポイントでは海がめがのんびり寝てたりします。フリソデエビをはじめとするレアな甲殻類、ネジリンボウなどのハゼ類、アイドルのジョーフィッシュ、黒潮に乗ってやってくる季節来遊漁が豊富で魚種は本土で一番多いと考えられています。

フリソデエビ健在ですよ!

海がめにやさしい串本の海

水温が上がればハゼ類が活発にホバーリングします

ホタテツノハゼなどのレアなハゼと出会うチャンス大

ジョーフィッシュも元気です!!

レアなイエローバージョンも出ます

ボートピントの住崎にはカゴカキダイの群れが見れます

根にはクロホシイシイシモチがいっぱい

「サンゴの町」と日本でいち早く宣言した串本町。昨年の11月には、貴重な水中環境を評価され、アフリカのウガンダで開催された締約国会議において、串本沿岸海域(錆浦海岸区域355ha、潮岬西岸区域205ha、通夜島北岸区域13.7ha)が国際的に重要な湿地、ラムサール条約登録湿地として認定されました。環境保護が騒がれている今日、串本には世界的に認められたサンゴが生息し温帯では非常に珍しい水中環境を私達に魅せてくれます。やっぱり写真より実際に潜ってみたほうがその偉大さが分かると思いますので是非潜ってみてください。

ラムサール条約ってなに? 串本町リンク(串本町の紹介ページをご覧なってください)

サンゴの鬩ぎ合い1

サンゴの鬩ぎ合い2

枝状のサンゴも元気に成長中です

スリバチカイメンでかいよ〜